事業アイディアに確信を持つためには

すっかり秋ですね~。

事業のアイディアについて、起業中もしくは既に事業を軌道にのせているファウンダーの方々と話をしていて、最近気づいたことがあります。


事業のアイディアを思いつくきっかけは、大きく分けると、

①自分の体験から「こういうものが欲しい」と考えた 

②世の中にある課題を解決するためには「こういうものが必要」だと考えた 

の2つだと思います。(イーロン・マスクの火星移住は①なのかなあ???)  


起業の時の事業アイディアに対して、皆が「それはいいね!」と言ってくれることは殆どなく、また、そんなアイディアだったらレッドオーシャンになるか、実は誰でも考えられるものだったりします。そして、たとえ、どんな良いアイディアだったとしても、実現して軌道に乗せていく時に、うまくいかないことはいっぱいあります。計画通りにいくことなんてないと考えた方がいいです。つまり、「失敗ばかり」が続くわけです。 


自分が心から「やろう!」、「これでいける!」と思っていなければ続きません。そして、資金調達など人様からの協力を仰ぐためにも、本人が腹から信じてないと、説得力がありません。 「これが良いと思うんですけど、でも、未だ確信が持てません。。。」 みたいな人に誰が本気で協力しようと思うでしょう? 


 ①の場合は、自らの体験から来ているので、確信度についてはあまり問題ないと思います。②の場合なんですが、何らかの課題を解決するために考えた事業アイディアは一つの手段に過ぎません。他のアイディアでも良いわけです。例えば、会議室不足に対してのソリューションの方向性は、レンタルスペースもあれば、カフェなどの飲食店での代用、ZOOM的なもの、会議そのものを減らす、会議時間を短くする、等色々です。どの方向で行くか、そして、その方向でどんなアイディアを採用するか、となると本当に数多くのアイディアが母数としてあります。 


起業時に、ピボットや複数のアイディアを同時多発的に試すことは、うまくいきそうな事業アイディア、ビジネスモデルを見つけるためにではなく、本質は「これで行こう!」と確信を得るためなんだなあと気づいた次第です。 あんまりうまくまとまってませんが、備忘的な意味もこめて書いてみました。 


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エグゼクティブ・コーチ 和気香子

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