<rss version="2.0" xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/" xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"><channel><title>0→1 | エグゼクティブ・コーチ　和気香子</title><link>https://www.kyokowaki.biz/posts/categories/13443748</link><description>0→1の一覧</description><atom:link href="https://www.kyokowaki.biz/rss.xml?categoryId=13443748" rel="self" type="application/rss+xml"></atom:link><atom:link href="http://pubsubhubbub.appspot.com/" rel="hub"></atom:link><item><title>女優はバカな方がいい</title><link>https://www.kyokowaki.biz/posts/58776633</link><description>&#xA;&#x9;&#x9;&lt;div&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&#x9;&lt;p&gt;うらやましいな、と思う人がいた。 颯爽と自分の道を歩いている人を見て、小さな棘が刺さる感覚がある。そういうことが、たまにある。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;26歳のとき、女優をやめた。 中学生のころからずっとなりたかった。オーディションに受かったこともある。映画に出て、NHKのドラマに出て、CMにも出た。プロとして仕事をしていた。でも、ある言葉を何度も言われ続けた。 「女優はバカな方がいい」 「なんで、東大でて女優やるの？　官僚や弁護士になれば」 私も若かったし、そんな時代だったから、その言葉を信じた。 「考えすぎるから女優としてダメなんだ」と悩むようになった。そして26歳という年齢が、妙に重くのしかかってきた。あの頃の26歳は、「ここでどうにかならないと、一生がだめになる」と本気で思えた時代だった。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;だから、やめた。 人生でただひとつ「もしあのまま続けていたら」と思うことがあるとすれば、これだ。失敗したかもしれない、ではなく。続けていたら、何か特別なものになっていたかもしれない、という確信に近い感覚として。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;でも、やめた。そして次の場所で、また戦い始めた。&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;p&gt;その後の道のりを、履歴書的に書くつもりはない。 ただ、振り返ると、私はいつも「手放す」ではなく「抱えながら進む」を選んできた気がする。&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;ソフトバンクでは新規事業の立ち上げをして、何社か転々とした。40歳のころ、いったん会社を辞めてシナリオライターを目指し、寺子屋のような場所で修行した。そのさなかに、食い扶持を稼ぐためにパートタイムではじめたベンチャーキャピタルの仕事が面白くなって、今度はそちらに飛び込んだ。2005年当時、日本でセカンダリー投資をやっている会社は2社しかなかった。その1社で、英語が話せる人間がいなかったから、国内の案件に加え、グローバルの案件は私の担当になった。楽しかった。&lt;/p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;諦めた、というよりも、面白いものを見つけたら、そちらへ動いた。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;コーチングに辿り着いたのも、悩んだからだ。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;うまくいかない時期があった。どう生きるかわからなくなった時期があった。その経験があって、今がある。1,000人近くのクライアントと向き合ってきた。起業家、経営者、人生の岐路に立つ人たち。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;私は彼らに「答え」を渡すつもりはない。一緒に考える。そして、何よりも一緒に感じる。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;私は捨てられなかった。女優への未練も、シナリオへの夢も、うまくいかなかった記憶も、羨ましいという感情も、ぜんぶ抱えたまま、ここまで来た。それが私の物語だと、最近ようやく思えるようになってきた。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;そして気づくと、私のところに来るクライアントも、同じように抱えている人が多い。捨てられない責任感、手放せない理想、折り合えない現実。華やかに見えるポジションにいながら、誰にも言えないものを抱えている。 捨てずに抱えながら進む。それはとても美しいものだと、今の私には思える。&lt;/p&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;/div&gt;&#xA;&#x9;</description><pubDate>Tue, 28 Apr 2026 05:36:53 +0000</pubDate><guid>https://www.kyokowaki.biz/posts/58776633</guid><dc:creator>和気香子 (エグゼクティブ・コーチ)</dc:creator><category>女性管理職</category><category>事業家</category><category>0→1</category><category>起業家</category><category>エグゼクティブコーチ</category><category>ベンチャー</category><category>起業</category><category>コーチング</category><category>スタートアップ</category></item></channel></rss>