「コーチングって、何をするんですか?」
先日、ある知人からLINEで聞かれた。
「コーチングって、どんなことやるのですか?」
シンプルな質問なのに、いざ言葉にしようとすると、いつも一瞬止まる。14年もやってるのに。
考えて、こう返した。
コーチングの目的はひとつだけ。「その人がありたい姿、実現したいものを叶える」こと。ただ、その手前の状態は人によって全然違う。
やりたいことが明確な人には、本人にアクションプランを考えてもらって、やってみてどうだったかを振り返りながら進む。
まだ何がしたいのか自分でもはっきりしない人には、一緒に仮説を立てて、小さく試しながら、しっくりくるものを探す。そこで見えてきたことも、次の一歩に変えてもらう。
前に進みたいのに、何かが引っかかって進めない人には、その引っかかりを一緒にほどく。ほどけたところから、本人に次の一手を決めてもらう。
もう全部わかってるのに、スピードだけが足りない人には、それを一気に加速させる手伝いをする。加速のための具体的な一歩も、もちろん本人が選ぶ。
同じ「コーチング」でも、やってることの中身はこんなに違う。
場所も聞かれた。クライアントのオフィスだったり、渋谷のインキュベーション施設のラウンジだったり。希望があれば、その希望の場所で。場合によっては、歩きながらやったりもする。最初は対面で、慣れてきたらオンラインに切り替える人もいる。
気になった人には、まず体験セッションから始めてもらっている。長く続けるかどうかより先に、合うか合わないかを確かめる時間。
料金や回数のことも聞かれた。回数の縛りは設けていない。続けたければ続ければいいし、離れたくなったら離れればいい。頻度もその人に合わせる。
──と、ここまで書いて気づいたけど、これ、サイトのどこかに書いた気もするし、書いてない気もする。
たぶん、聞かれるたびに、その人に向けて言葉が少しずつ違う形になる。だから毎回、初めて説明するみたいな顔で答えてしまう。
14年やってきて、まだ自分の仕事を一言で言い表せない。これは、伸びしろなのか、それとも──ずっとこのままなのかもしれない。
0コメント