アイディア豊富な起業家の定点観測
私のところでコーチングを受けられる方は、結果を出されることが多いです。私の腕がいいから、ということではないんです。自ら「コーチングを受けよう」と考えて、色々調べて、さして有名でもない私に辿り着き、そして、決して安いともいえないお金を払って定期的にコーチングを受ける時間を作ってます。これら一連の行動をするほど、目標とする「何か」に対してコミットをしてるわけですね。だから、私のコーチングを受けなくても、「何か」を実現すると思うんです。私が出来ることは、加速する・もしくは「何か」を更に大きいものに設定しなおす、そんなことだと考えてます。
そのようなクライアントの方を見ていると、「何か」を決めたあとの行動力や突破力がスゴいんですね。まさに選択と集中です。選択→集中して実行(この間に沢山のPDCA)→達成→新たな選択のサイクルを繰り返す感じです。
私のところに来る方は上に記したような起業家が多いし、一般的に分かりやすい「成功しやすい」タイプだと思います。一方で、今まで出会った起業家の中には違うタイプの起業家の方も居ます。その一つで印象深いものに、アイディア豊富な方があります。次から次へと新たなアイディアが浮かんできて、どんどんと手を出していく。前に会った時と常に違うことをやっている、極端に言えば、そんな方です。
「アイディア豊富なのはとても素晴らしいことだけど、リソースが限られている中では、優先順位をつけて取り組んでいかないと、どれも中途半端に終わってしまうのではないか?」 私は思いますし、一般的にはそう言われています。
けれど、過去に、色んなところに興味が飛ぶ人でも成功した人の成功後(ここでの成功は、お金や上場、社会的地位を指してます。また、”成功後”を見たことがあるだけで、過程は見てません)を見たことがあるので、優先順位をつけて取り組まなくても平気なのかもしれないと思ったり。
そこで、ちょっとした実験をしてみようと思いました。私がアイディア豊富だと思う起業家を定点観測してみようと。来年の3月までに売上1億にするのが目標の浜崎さんです。協力すること、快諾してくださいました! 今現在、生活するのには充分な売上。独立して間もないので、これ大したもんです。ただ、今のビジネスモデルは受託で、労働集約的で、浜崎さんが働いた分だけ売上になるものなので、スケールはしないことが明白です。それを変えることで、3月までに売上1億を達成するそうです。簡単に書きましたが、ビジネスモデルを変更しながら、売上を10倍近くにするのは、かなりスゴイことですし、成し遂げてほしいと思ってます。こうやって書いたり、会って近況を聞くことが、定点観測的な意味を持つだけではなく、背中を押したり、何らかのサポートになるかも、という副作用も生まれるのでは、と期待もしてます。
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